尼崎市の池田司法書士事務所 代表司法書士の池田悦子です。

兵庫県青年司法書士会の法教育委員として、兵庫県の児童養護施設に法教育に行ってきました。

児童養護施設とは、何らかの事情により保護者がいない、経済的困窮、虐待されているなど、家庭における養育が困難で保護を必要としている子供を養育する場所です。

兵庫県青年司法書士会には、法教育委員会という部署があり、児童養護施設の子供たちに対して、司法書士という法律の専門家の立場から、子供たちが社会に出て困らないための法教育活動を行っています。

今回のテーマは「労働・インターネットトラブル」に関するものでした。

20名ほどの生徒さんと先生が集まって下さり、労働・インターネットトラブルに関し、寸劇を交えながらクイズ形式で解説をしました。

内容としては、アルバイト等をしたときの給料に関すること、最近問題になっているSNS等での不適切な投稿でどのような問題がおこるのか等です。

参加者の皆さんには、グループごとに分かれて、クイズの答えを話し合ってもらいました。
子供たちは先生と一緒に、積極的にクイズの答えを考えてくれていたように見受けられました。

このような兵庫県青年司法書士会の法教育が、参加してくれた子供たちがこれから社会に巣立っていく際に少しでも役に立てたらと思います。

子供たちは、様々な家庭の事情があり児童養護施設で暮らしています。
大人として、これからの未来を創っていく子供たちのための一助となればうれしく思います。
子供は、社会の宝です。
他人事にせず、社会全体でどんな環境の子供でもみんなで守っていくんだという社会でありたいと願います。